軽く当たっただけで怪我がなかったために、あわてて逃げ出したためにかえって事故が大きくなった経験

私が小学生のころの話なので、2000年の冬場だったと思います。

私が小学校から帰る途中には見通しの悪い道路がいくつかあり、冬場の下校時間となると少し薄暗くなって特に注意しなければ私のような小柄な小学生の歩行者を見逃してしまうところもありました。

そのような状況下で、私は友人と下校時間がずれてしまい、一人で通学路を帰っていました。

私が歩いていると私に気がつかない自動車が私を接触してしまいました。
相手の自動車も徐行より少し早いくらいでしたので、人に突き飛ばされるぐらいの衝撃でこけてしまう程度の事故ではありました。

運転手に無事を伝えればよかったのですが、私は気が動転してしまい、その場から走って逃げてしまいました。

家に帰るとこけた拍子に手に切り傷ができていて、それに気がついた母親が何があったか尋ねてきました。
私は隠そうとしたのですが嘘などすぐに見破られしまい、事故のことを話してしまいました。

特に頭など打っていませんでしたが母親は心配して近くの病院にいき検査をうけることとなりました。

その間に事故の相手は学校に連絡をいれており、ぶつかった相手を探していたようですぐに母親と連絡をしたようです。

私は手の怪我以外は特に大きな問題もなかったので、事故の相手方からお見舞いのお菓子と治療費を実費で支払うことで解決したそうです。

私が逃げることでかえってたくさんの人に迷惑をかけてしまったので、幸いなことに今のところ次はないのですが、もし次に事故に巻き込まれたときは軽度であってもしっかり対処すべきであると思っています。