2005年の初夏に事故に遭いました。
事故当時、私は13歳の女子中学生で、徒歩で通学中でした。
信号のない交差点で普通自動車とぶつかり、11m飛ばされました。
そして、これは非常に運の良かった話なのですが、事故直後、たまたま救急隊員の人がプライベートで通りかかり、すぐに救急車を呼んでくれました。
私の被害としては、右肘にフロントガラスの破片がたくさん突き刺さり、ケロイドになりました。
これは、車とぶつかったときに、右腕で顔をかばったからです。
また、原因は今でも定かではありませんが、1週間ほど足の感覚がなく、歩けませんでした。(現在は事故前と同じように歩いたり走ったりできます。)
11m飛ばされたわりに軽傷なのは、大きなリュックサックを背負っていて、頭を打たずに済んだからです。
車を運転していた男性の被害としては、フロントガラスにヒビが入りました。
事故の補償については、相手が加入していた保険会社(あいおい損保・現在のあいおいニッセイ同和損保)にお世話になりました。
私も運転者の男性も、「できるだけ早く解決したい。常識的な額の補償があればそれで良い」という点で一致していたので、保険会社の対応は必要最小限でした。(保険会社の担当者と自宅マンションのエントランスで10分くらい話しただけです。その際、運転者の男性とは会っていません。)
過失の割合も良くわかりませんが、現場は見通しの良い交差点だったため、歩行者の私にもいくらか過失があると判断されたと思います。
補償に関する交渉も特になく、結果的には保険金50万円程度と入院等にかかった費用を受け取りました。
事故の対応に関して気をつけることは、事故の相手と良好な関係を築くことです。
私は運転者の男性がお見舞いに来てくれた際に、お互いに謝罪し合いました。そのことで双方の気が済み、和解までスムーズに進みました。
事故以来、道路を横断するときは信号のあるところで渡るようにしています。