2003年の6月。
夕食をお気に入りのレストランで食べ、車に乗って自宅に帰る途中でした。
交差点を直進しようと進んでいると、右方向から信号無視の車が突っ込んできました。
事故の状況
私たち家族4人が乗った車の右前方に衝突し、相手の車はそのまま歩道に乗り上げて停止。
私たちの車は道を左に大きくそれて、コンクリート塀に正面衝突して停止しました。
運転していた私は何が起きたのか分からず、茫然。
助手席に乗っていた長男は唇と頭を打って出血していました。
後部座席に乗っていた主人が車を降りて状況を確認。
相手の車の運転手に信号無視の確認をし、私たちも車から離れた方が安全ということで、車を出ました。
車を出た瞬間に足首や肩など全身に痛みがはしりましたが、長男の出血を抑えたり次男の体の状態を確認していました。
そうしているうちに救急車が到着(後続車の方が通報してくださいました)。
家族4人救急搬送されました。
怪我の状況
幸いその時、生後10カ月だった次男は無傷。
主人も軽い捻挫でした。
長男は頭部打撲と口唇裂傷。
私は足首の捻挫と重度のむち打ち症になりました。
裁判に
その後相手の方は一度謝罪に来られましたが、保険の話し合いで折り合いがつかず。
結局弁護士の先生にお願いして裁判で損害賠償額が決定しました。
形上決着がつきましたが、9年たった今現在もむち打ちの後遺症に悩まされ、さらにPTSDを発症し、パニック障害と闘う日々です。
しかし、家族全員の命が無事でよかったと心から思います。