私は男性の会社員です。
これは、2012年夏ごろに身に降りかかったトラブルでした。
当時、私は35歳でした。
深夜に大声で投資の勧誘が毎晩続き、ついにトラブルに
2012年春ごろに、マンションの隣室に引っ越してきた私と同年代の男性が、毎晩のように深夜23時頃から深夜2時頃までの時間帯にベランダに出て、携帯電話であちこちに投資を勧誘する電話をかけているのです。
私は隣人の大声が原因で、なかなか眠れず睡眠不足に陥り、仕事にも支障をきたすようになっていきました。
そして、ある晩にいつものように隣人が深夜1時頃にベランダで大きな声で携帯電話で、投資勧誘の電話を始めたため、私の怒りがついに爆発したのです。
まず、ベランダ越しに「うるさい」と怒鳴り、そのあと共用廊下に出て、隣人のドアを何度も叩きました。
すると隣人が出てきたため、私が「毎晩うるさいんだよ。迷惑だよ。いい加減にしろ」と怒鳴りつけたのです。
隣人は私の言い方に腹が立ったらしく、「こっちは仕事で電話してるんだ。おまえこそ迷惑だ」と言って、ドアを閉めてしまいました。
私は110番通報しました。
そこで、私は110番通報して
「マンションの隣人が、毎日こんな時間(深夜1時頃)にベランダで大声で電話していて迷惑している。さっき苦情を言ったのだが、相手にしてもらえなかった。こんな時間に毎晩、投資の勧誘の電話をしており、怪しい人物だ」
と話し、警察官に来てもらったのです。
10分程度でパトカーがサイレンを鳴らしてやってきて、2人の警察官がマンションに来てくれて、まず私の住戸に来ました。
そして、私から110番通報に至った経緯を説明しました。
警察官は「わかりました。お隣の方からも話を聞きますから、部屋でお待ちください」と言い、警察官は隣人の住戸へ行きました。
私は玄関のドア越しに、警察官と隣人のやりとりを聞いていたのですが、警察官は隣人に対して詰問する調子で
「どういう投資の勧誘をしているの」
とか
「どうして、こんな時間に投資の電話をしているの」
と隣人に聞いています。
隣人は投資勧誘については答えようとしません。
しばらくすると警察官は「どうして答えられないんだ」と怒鳴りました。
それでも隣人は答えません。
30分くらい問答が続き、隣人は任意の事情聴取ということらしく、そのままパトカーに乗せられていきました。
2週間後に隣人は引っ越していきました
翌日には隣人は帰宅したようでしたが、その日から静かになりました。
そして、2週間後に隣人は引っ越していきました。
警察官から私へ事後報告は、いっさいありませんでしたが、おそらく隣人を追及したが刑事事案の証拠はつかめなかったのだと思います。
ただし、隣人である私に迷惑をかけているのだから転居しなさいと、隣人に言ってくれたのだと思いました。
私と同じように、マンション内で生活騒音に悩んでいる人は多くいらっしゃると思います。
とくに深夜の時間帯に行動している人によって迷惑を受けている場合は、110番通報することをお勧めします。
警察は治安維持が仕事ですから、犯罪者でなくても、疑わしい行動をとっている人間に対しては厳しい姿勢を示してくれます。
警察官に来てもらえば、きっと被害を受けている、あなたにとって、プラスとなる状況が生まれると思います。