2007年の夏頃、私は風邪をひいてしまい、親の車を借りて病院に行った帰り、交差点で右折をするために信号待ちをしていました。
そのとき、私は風邪気味で頭がぼーっとしていて、何を思ったか、アクセルから足を離してしまったのです。
当時乗っていた車はオートマチック車で、足を離せば当然、車は前に進みます。そこで前に停まっていた営業車の後ろ側にコツンとぶつかってしまったのです。
私は血の気が引いていきました。生まれて初めて他人の車にぶつけてしまったのです。
信号が変わり、その車も右折をしました。そこでウインカーを出して停止し、ドライバーの方が出て来られました。
幸い、本当にコツンとぶつかっただけで双方に怪我もなかったので、お互いにすぐ側の交番に行くことになり、警察に行き、事情を説明しました。
私の車にはまったく被害がなかったのですが、相手方の後ろ側の塗装が少しだけ剥げたということで、補償問題になりました。
親の車だったのですぐ親に連絡したところ、後に保険屋さんに入ってもらうので、後に連絡するという旨だけを伝えてお互いに別れました。
その結果、保険の範囲内で補償ができることになり、事無きを得ました。
交通事故と言うには非常に軽い軽微なものでしたので、点数も引かれずに済みましたが、あのときほど運転に気をつけようと思ったことはありませんでした。
風邪だったとかそういった理由はすべて言い訳にしかすぎず、起こってしまったことは運転者の責任になってしまうからです。
生まれて初めての交通事故体験は非常に後味の悪いものとなりました。