私が高校生だった2000年の頃の事ですが、私は毎朝の通学に原付バイクを利用していました。
田舎なので駅までバイクで向かった後には電車に乗らなければならず、一本乗り過ごしてしまうと遅刻してしまうため、とても焦っていた朝でした。
荷物を足元に置いていたのでバランスが悪く、一瞬目を離した隙に目の前に信号で停車をしていた普通乗用車に突っ込んでしまいました。
バイクを突っ込む寸前に車には気付いたのですが、ブレーキをしても間に合わず軽く車に当たってしまいました。
私にとっては初めての交通事故でしたので、どうしたら良いかわからず自分はケガをしていなかったのでオロオロとするばかりでした。
車の中から出て来た運転手は若い女性の方で、女性もどうしたら良いかわからないという感じになってしまい、停車していた車に突っ込んでしまった私が悪いのだと責任を感じて連絡先を教える事にしました。
警察を呼ぶという考えは、その当時全く浮かびませんでしたし相手もそういうそぶりはありませんでした。
車も多少キズが付いたかどうかくらいでしたので、2週間くらい音沙汰がなかった為、すっかり事故の事は忘れかけ安堵していました。
ところがしばらくして運転者から連絡があり、5万円の請求書が送られて来てしまった為、自分で支払う事が出来ずに親にはとても怒られました。