花粉症のおばちゃんにぶつけられた悲しい体験

2009年の春ごろのことです。車線の一つしかない道路を車で走っていました。

ぎりぎりすれ違えるくらいの幅の道路だったので、ゆっくり目に走ってきました。家まであと少し、と思ったその時、真正面から車が向かって来ます。

おまけに、狭い道路なのに真中を走ってくるではありませんか。このままではぶつかる、と思った私は、クラクションを鳴らしながら、その場に停止しました。でも、相手は気付かずぶつかってきました。衝突音に、近所の人が家の中から飛び出してきました。

その後、加害者の車と連なって2台で、警察に向かいました。加害者は、50代くらいの女性でした。彼女が言うには、花粉症のせいでぼーっとしてしまった、ということでした。以前もそういうことがあった、と言っておられました。

その時の被害は車がへこんだことだけだと思っていましたが、次の日、首や腰が痛くて、病院に行きました。いわゆるむちうちの症状でした。

そのことを彼女に電話すると、人身事故にはしたくないし、保険も使いたくない、ということでした。それで結局彼女の意向で、車の修理代と病院代をもらうことで、話し合いがつきました。

自分が悪くなくても向こうからぶつかってこられたら、よけようがないので、運が悪かったとあきらめるしかないですね。