これは今から5年程前の出来事です。
当時、自営業で缶バッチのほか商品ディスプレイ上の上に展示する小さな模型を製作する仕事をお手伝いしていたことがあります。
その時に、お客様の個人情報を収めたドライブデータが、たびたび消失するという事件が起きました。
警察に個人情報泥棒を逮捕してもらいました。
私が働いていた自営業者の人は個人情報をかなり重視する人でした。
データを複製できない様に細工をしていました。
個人情報データを手に入れるには、データを収めた機械ごと盗むしか方法がありませんでした。
なので、そのデータが入ったUSBが盗まれたということです。
そこで、私と社長とで内密に事を処理すべく、探偵を雇い入れアドバイスを受けて犯人捜しをしました。
すると、会社で働いている職員であることが分かりました。
社長が警察に通報したうえで、証拠品を提出し逮捕となりました。
犯人の洗い出しに15万ほど
かかった費用ですが、探偵に依頼した証拠品探しと、アドバイスその他を含み15万円ほどです。
その他がカメラ代です。
現行犯逮捕という形にはならず、証拠品の隠し撮りカメラのほか、状況証拠など様々な物から犯人であることが分かりました。
そこから身元を調査した所、同じ店頭ディスプレイ上の模型製作を行う会社からのスパイである可能性がありました。
ですが、こちらについては証拠が不足していたため、問題となりませんでした。
解決することができないということで事件としては成立しなかったのです。
犯人捜しは、少人数で
最後に同じようなことで悩んでいる人がいるのであれば、少数精鋭で犯人を特定し警察に証拠品を提示することです。
そこから逮捕となりますが。
望ましいのは、現行犯逮捕です。
現行犯逮捕は、絶対に言い逃れできないのです。
現行犯逮捕の場合は、警察の方を職場に招き入れるという特性上、その怪しい動きをしている人が行動を起こさなければ現行犯とならりません。
なので、時間が掛かるので、難しいです。
犯人が確定している場合においては、あえて犯人に証拠品を提出せず、泳がせてから現行犯逮捕した方が、言い逃れはできないです。