これは私がまだ20歳位の頃の話で、2003年の9月の終わりの出来事です。
その日は朝早くから職場の先輩と男二人車で1時間ばかりかかる場所で仕事して帰る途中でした。
お互い前日夜中の3時まで働いていたので眠く、私が仮眠を提案しても運転中の先輩は帰るのを優先していました。
私は気づいたら寝ていました。
で目覚めた時には道路の側面に車はぶつかりクルクル回転しながら反対側の田んぼに転落していました。
隣を見たら先輩はエアバックに顔を突っ込み動けず。
私は慌てて携帯から110番しました。
その後職場に連絡して119番もしようとしたら、先輩が「しなくて良いから」と言うのでしませんでした。
暫くして警察と職場の人が現場に来て二人して説明をしました。
その後車は大破していたので警察の人はレッカーを呼び移動。
車を運転していた先輩をパトカーに乗せ、警察署に移動。
先輩はそのまま入院しました。
私は職場から来た車に乗せてもらい、帰り職場に向けて事故の説明をしていました。
そこから1週間位してから私の携帯に警察から電話があり、「今すぐ来てほしい」というので警察に行くと、1枚の紙切れを出され署名してくれと言われました。
私はこれだけならその時出来ただろ?役所仕事だなぁと心の中で思いながら署名して警察から帰りました。
1時間位かけて移動して僅か数分で終わったから余計に感じたかもしれません。
それ以降体調が優れない時は運転しない。運転席以外に乗るときは車中で絶対眠らないようになりました。