住宅街の交差点での自動車同士の事故でケガはなかったはずでした

2011年の夏の日の夕方、40代前半の女性が車で家族を迎えに行く際に起きた事故でした。

一時停止の標識がこちら側にあったので、一時停止をし発進してすぐ、真横から自動車が突っ込んできて、後部座席横にぶつかりました。

相手は60代位の女性で、お互いまったくケガなどないことを確認し、こちらの方に一時停止標識があったのだから、そちらが悪い、と、穏やかながら一方的に決めつけてきました。

相手の軽自動車は、前のライトが少し割れている程度でしたが、こちらは後部ドアが見事にペシャンコになっていました。

とにかく警察を呼びましょうと私が電話をかけようとすると、自分は仕事の途中でこれから配達に行かなければならず、修理代さえ払ってもらえると約束してもらえれば、警察通さなくていいと、慌てている様子でした。

しかし、車両保険などの都合があるので、とにかく電話するからと警察に電話をかけて事情を説明すると、後ほど最寄りの警察署に二人で出頭してもらえれば、問題ないとのことでしたので、その場は別れました。

その後夜になって約束の時間に双方警察署に事故を届けに行きました。

その場でも、お互いケガのない事は確認し、後は、警察は何もできないとのことでしたので、お互い保険会社を通しましょうという話になりました。

我が家はアクサダイレクトだったので、そちらに連絡したところ、あとはすべてこちらでやります、と言っていただいたので、安心しました。

しかし、相手側が過失割合の8対2に納得ができなかったようで、急にあの事故以来頭が痛いなどと言い出して散々ごねたらしく、やっと示談が成立しましたというハガキが来るまで約1年かかりました。

その間、何度も担当者が変わったようで、毎回担当者名が違うハガキの報告書(「現在示談交渉中」と書かれているのみ)を1、2か月に1度受け取り続け、何とも、もやもやとした気持ちのまま時間がすぎました。

示談成立で、過失割合9対1で、支払った示談金(10万円程度)も明記されていました。

こちらは保険会社が払った(車両保険で)とはいえ車の修理費に約40万円、相手側はライトの修理で約6千円程度。何とも後味の悪い事故でした。

今後は事故後、スマートフォンなどで、相手とのやりとりを録音や録画しておこうと思っています。そして現在は、絶対に事故を起こさないよう、必要以上に気を付けて車の運転をしています。