2008年の春ちょうど転職をしようとした2日前なのでよく覚えています。職場で最後の有給を取ってドライブに行っていた時のこと、国道で走行中に急に前方が渋滞になり停止しました。
停止して約10秒ほどたった時でしょうか。
突然後方から物凄い衝撃があり、車の右前方に顔面をぶつけました。はじめの数秒はいったい何があったのか理解できませんでした。
物凄く顔が痛いと顔に手をあててみたら、血だらけになっており、歯が折れていないか心配でしたが、右目も痛くて、目が見えなくなったらと怖くなりました。
後ろを見たら車が突っ込んでいて、反対車線まで私の車は飛び出ていました。
二次被害がなかっただけ幸いでしたが、事故にあって怪我をしているのに反対車線の車からクラクションを鳴らされ、仕方がなく自分の車線に戻って端に寄せました。
ようやく追突した男性が降りてきて大丈夫ですか?警察を呼びましたと言われ、怪我を心配する前に、謝罪をする前に警察を呼んだとかと怒れてきて、警察の前に救急車じゃないの?と怒鳴りました。
顔が血だらけだったからです。
そのまま車の中で救急車を待っていましたが、国道が渋滞していたため30分たっても到着しませんでした。
段々興奮していた自分が恥ずかしくなり、怪我もどこかが切れているとかではなく、ただの鼻血だったことに気がついて恥ずかしくなりました。
もう救急車は要らないと思いましたが、到着して警察にまず簡単な事情を聞かれました。
怪我があるので、あとで人身届けをしてくださいといわれ、救急車に送り込まれました。
車はどうしたら良いの?と聞いたら、警察レッカーで引き上げるか、自分の保険会社で運んでくださいと言われました。
事故などしたことがなかったので、レッカー代はどうなりますか?と聞いたら、あとは当事者同時でお話してください。警察では関与できませんと言われ冷たかったです。
あとは自分の車を買ったところにレッカーなどを依頼して、こちらに過失は全くなかったので相手の保険会社が全てを負担してくれました。
もっとも、車は全損になり30万を受け取り、あとは新車を購入しました。治療費等と慰謝料でだいぶ新車の頭金になったので、まあ対応は良かったと思いました。