自転車に乗っていて自動車と十字路で交通事故に会いましたが、奇跡的に無傷で済みました

私がはじめて交通事故に合ったのは、1999年の夏でまだ小学生の頃でした。

その日は友人の家に遊びに行っていて、一緒にその友人と出掛けたのですが、先に行ってしまった友人を急いで追いかけた際に、十字路で左右確認をせずに進んだため、左から来た自動車にはねられてしまいました。

比較的スピードが出ていたようで、私は道路の中央付近から端の歩道まで吹き飛ばされ、自転車は真ん中から折れるという悲惨な状況だったのですが、不思議なことに、私自身には腕のヒジの辺りを擦りむいた程度で、ほぼ無傷といっても問題ない程度でした。

ただ、自動車と衝突したということに余りにもショックが大きかったことを覚えており、また事故にあったことを家族に知られては困ると思ったので、私をはねた運転手の方が「病院に行こう」と何度も言ったのですが、「大丈夫だから帰ってください」と必死に言って病院へ行くことや両親へ連絡することを断ったのを鮮明に記憶しています。

もちろん、後々になって自転車の損傷などから事故にあったことは両親にバレてしまい、「なぜ病院に行くのを断ったのか」「連絡先を聞いてないのか」など散々叱られ、結果的に異常がないかを調べるために大きな病院にも連れて行かれしまいました。

ただ、病院での検査を受けても身体に幸い異常が無かったことだけは良かったと今でも思っています。

その後、暫くの間、私は異常なまでに自動車恐怖症に陥ってしまい、自転車に乗れなくなるのはもちろんのこと、道路の横断に過剰な確認をするようになったことも良く覚えています。