私が、交通事故で被害者の立場になったのは、2012年1月下旬でした。その当時は、高校に妹を毎朝学校へ送っていました。事故に遭ったのは、その帰り道でした。
その事故に遭った朝は、いつもの冬道より路面状況が悪く、路面の凍結が酷かったのです。
天気が良く、そのため放射冷却が強く、道路がツルツルで気を付けていなくては事故を起こしてしまうと、私も充分気を付けて運転していました。
そう思っていた矢先の事故でした。
事故現場は、ある駐車場付近です。
駐車場と言っても、まだ誰も利用されておらず、1台の普通乗用車がエンジンをかけた状態で停止していました。
その通りを私は毎朝送迎時に通っていましたし、その出入口付近は少し坂になっていたので、出る際はこういう路面状況の時は、細心の注意を計ってから発進させないと事故を起こしてしまいそうな場所でした。
事故は、その停止していた車が発進し、車道に出る際に私の車が向かっていることを知りながら、一時停止しなければならないのに、それを行わず急にスピードを上げて車道に出てきたことで発生した事故でした。
事故を起こした時は、私の車は軽自動車でしたので、ぶつかった振動で後頭部をシートに思いっきり当ててしまい、またとても動転し、一瞬呆然としました。
加害者の方は女性の方でした。
その方は、これから出勤するところだったためか、とても急いでおり、警察を踏まえての現場検証を行わず、自分の入っている保険で私の車の損害した部分を直すためにかかる費用を払うと何度も何度も言ってきたのです。
ですが、それはいけないと思い、警察に電話をし事故現場に呼び、その後の保険など手続きを踏むためにも加害者の方には待っていてもらいました。
双方の被害は、そこまでではなかったのですが、代車がないとお互いに運転に支障をきたすので、自分たちが日ごろお世話になっている車屋さんを呼び代車を貸してもらいました。
ちなみに、相手側は運転席側のみのへこみで済み、私は助手席側から後部座席のドア付近まで損傷をきたしました。
その後、警察を踏まえて事故を起こした経緯を話し、とりあえずお互いの保険屋に中に入ってもらい、示談の方向で話が進んでいきました。
私も事故で動転していたためか、少しあやふやではありますが、加害者の女性が帰り際、これでもかという位謝って下さいました。
少しむち打ちの症状が数日後出始めてしまったので、通院費用も相手側の保険屋さんに話をし、自分で払うことなく済みました。
また、加害者9:被害者1と言う割合で事が済み、私は自分の車が戻って来るまで、ひたすら代車で妹の送迎をしていました。
事故後、私が気を付けていることは、やはり出入口がある車道を通る時は、今までよりも細心の注意を払って運転するということです。
交通事故で良い思いをすることは絶対ありえません。ですので、これからも自分の運転に過信せず、しっかり確認して、毎日快適に運転していきたいです。